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紡ぎ玉


在来種知多綿
経緯手紡着尺用には細めの糸で220~240個を用意
現在進行中です 
この夏は染め織りに費やされるでしょう
 

絣解きその後

水無月に入って今の作業は・・・ 
帯用の絣を解き


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フィルムを巻き更にゴムで括ったのでしっかり防染されました

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機の上での経巻き
この機は経糸の束を巻いたドラムを機の向うに置き、織り前で巻けたので床巻きより
腰への負担が減りました
一人での作業はだんだんきつくなっていると実感するこの頃です
 
そして綜絖通しから筬通しを経て、一気によこ糸を入れて試織
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当初予定していた紙糸の他、手持ちの絹の座繰りやきびそ糸も試して・・・
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ここで布の厚みや風合いを確認し、締め心地はどうかとあれこれ試行
勝手な思い込みを避けるには自らの実感やプロ、お客様のご意見の蓄積が
必要だと感じます

さて来週あたり関東も梅雨入りとか めっきり夏に弱い体質です 
上手く乗り切らなければなりません・・・

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日々庭の草花は緊張をほぐしてくれます

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アストロメリアとホタルブクロ

この草花は何?可憐です
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日帰り 喜多方たび

数年越しのお誘いにやっと腰を上げ向かったのは喜多方の地
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冠木昭子さんとスタッフ
目的は喜多方で染織工房れんがを主催される冠木さんにお会いするのと          
会津型に関する勉強のためでした
地元の世話役でもいらっしゃる冠木さんは直ぐに打ち解けてくださり温かな
気遣いの達人でした

工房内の商品の一部
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お気に入りの手拭いを一枚見つけました
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そしてもう一つの目的「会津染型」の閲覧
東北の型染めー会津型は伊勢白子、京都、江戸と並ぶ染型紙の生産地だったとか

なんでも江戸末期に伊勢白子から職人を呼んだのが始まりで
それから昭和の初期まで小野寺家が五代に渡り製造販売をしてたようです
それまでのきつい藩制が緩んだ為かと
現在、染型紙は、福島県と喜多方市の「有形民俗文化財」に指定されています

ここで見られるのは小野寺家の蔵に眠っていた3万5千枚超の染型紙を
冠木さんが代表を務め、後に会津型研究会を発足する方々により整理分類された
ものです 恐れ入りながら拝見
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柄行きによってナンバリングされ括られた型が奥のケースから出され・・・
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研究会の方々と
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私も好きな型を探していくのですが時間制約の中、何しろ膨大な数見切れません
これは宝くじを引くようなものです・・・
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これも面白い・・・

ここで会津型の特徴は何かといえば絣型といえます
会津木綿と云えばご存じのように縞ですがそこに型紙製造の技術を活かし出来たのが「絣型」
画像はありませんが絣足まで柄に彫ってあり興味津々
では私は逆に型から絣織りに活かしたいと思ったのが旅のきっかけ・・さてどうなるやら

これら膨大な型はこれから多くの方々に知ってもらい、活用して欲しいというのが
研究会の願いとか
それも今回伺ったのも時期なのか、近いうちにおそらく東京で花開く予感がいたします
そんな時代だなーと

重い腰を上げた甲斐が有り、また訪れたい地でしたし
今回きっかけをくださった染色の谷喜和子さんにも感謝の旅でした

糸干し

まだ五月だというに30度超えの地域もあるこの数日
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暑いと嘆いていても仕方なく
紡ぎ溜めている和綿糸を精錬し、干した
和綿(在来種)の手紡糸の精錬は助剤は要らず煮るだけです

暑くなるとやはり身の回りに白が欲しくなります
数日前通りすがり 空き地のフェンスに咲いていたミニばらも白でした 
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「五月の薔薇」には少々照り返しが強すぎますね~


わたの紡ぎ塾2017.5

この日は染めの回
その前に色糸効果の崩し二枚を並べてみると

平織でも糸の並べ方で違った雰囲気の物が出来ます
基本の下をまず織ってもらい、二枚目(上)は各自のオリジナル
更に色を変えれば無限に広がるということですね

さて染めの時間は玉葱とコチニール
玉葱の皮は皆が少しづつ持ち寄りまして
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玉葱の皮は少量でも良く染まり堅牢度も高い染材です

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コチニール

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二種類の染材で媒染も二種
四色の色が奏でられました
左から
コチニールのみょうばん、鉄  玉葱の鉄、みょうばん

今後これらの色などを使い縞を考えてもらう予定です
 

教室こもごも


Nさんはよこ絣制作
これは絣部分を括り、染めた糸束を整経した本数に分ける工程
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更に一本に分けて

いよいよ織り始めました
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経糸が白なのでよこ糸を入れると薄く見えます
淡い色がお好きなNさんですが絣合わせに苦戦・・・
経・緯糸:紡績糸
染  め:ログウッド

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Tさんは仮筬入れの工程
経糸:紡績糸
染め:柿渋
ご自宅の暖簾か座布団?へ 楽しみです

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Sさんはノッティング織り
色とりどりの糸をブロックに分け玄関マットの制作
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糸が細く密度を上げてますので弾力のある物になりそうです

こうしてゆるやかに教室を開けていますが
染織の楽しさを生活の潤いとして感じていただけたら嬉しい限りです
私も独りの時間の合間の楽しみです





もめんを着る

久々に着物で出掛けました

もめんを織る者として着心地やコーディネートを身に付けねばと常々感じるのですが
なかなか時間が取れません
こうして写真に収めるとダメ出しができるので敢えて撮ります・・・
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この着物は染織の習得時に課題で織った縞木綿
糸、染めも今私が使うものではありませんがこの季節の単衣に気楽に着れます

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この日は暑い日でした
着た後は数日ハンガーに掛けて・・・次の出番はいつなのか♪(/・ω・)/ ♪

甘酸っぱい色


先月末のこと 知人から箱一杯の甘夏が届いた
こういうのはいくつになっても嬉しい
なんでも静岡の某所の庭(山?)で何十キロも採れるのだそう

不精な私ですがこのGW中にはマーマレード作りでもしようかと・・・
そして今日完成
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家にあるだけの瓶に詰めた 
逆さにして空気を抜くとレシピにあったので只今待機中
甘さも硬さも控えヨーグルトやパンに楽しもうかと

藍とちぢみのストール

まだ朝夕の風が冷たい季節
持ち歩くと便利なアイテム
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織密度を粗くして透け感を出して     絣糸の残糸も入ってます
単衣着物でも良いと思うのです
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小千谷縮用の糸
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柿渋で染めた糸がちらちらと
こちらは初夏に向け襟元を明るく涼しげに・・・
案外首は焼けるので紫外線対策にも
  こちら在庫一枚のみ ご希望の方お譲りいたします
  (右下のメールフォームよりご連絡ください)

五月に入る前にすでにハナミズキは終わり藤、つつじも咲き始め
もっこうばらも見かけます・・・
いっぺんに咲き誇ってしまうとこの夏も早く暑さ厳しいのかと案じます

糸張り


糸張りを終えた糸束
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着尺などの長い糸の場合は近くの公園を使うのだけれど
今回は帯なので庭先を目一杯使い間に合った
私の場合、経絣を括る場合こうしてぴんと糸を伸ばし整える

今回の糸は亜麻(リネン)ですが麻と云っても様々あります
植物の幹や茎から得るじん皮繊維では
上布などに織られるイラクサ科の苧麻(ラミー)、
高級なクロスなどに使われるアマ科の亜麻(リネン)丈夫な糸などに適した黄麻(ジュート)
神事などに使われるアサ科の大麻

葉の繊維から得られるものでは
ロープ、ひもなどに利用のマニラ麻、サイザル麻などがあります
それぞれの特徴を活かした用途になるのですね

さてその後括りを終えたものです
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使い回しの括り用ゴムには前回の藍が染まってますが
しっかり防染 染めの出番を待ちます

世界のわた

ふとんのマスダさん

我が家から自転車を走らせ行ける場所にあります
店内に並ぶ世界のわた インド、エジプト、ペルー、タンザニア、日本などなど
白でも茶でも微妙な色の違いがあり特徴もそれぞれ
糸紡ぎ用としてお問い合わせすれば丁寧にお答えくださいます

そしてお仕事場では座布団の打ち直しを見ることができました
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少し端折ってますが職人の技に感服です
すぐ粗大ごみになってしまいがちですが
生まれ変わった座布団はまたその家でお役を果たすのでしょう
稀少ですね

大坊珈琲店

やはり足が向いてしまいました
  
青山のお店が閉店してからはこうした一日(半日)だけ開く大坊珈琲店
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ギャラリーの四角い箱の中で小さなテーブルに設えられた世界
往時の雰囲気ではないけれどそこには大坊さんを包む清しい空気が漂う
御髪は真っ白になり、ふと見せてくれる笑顔となお素敵 

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ゆっくりと最初の小さな一滴が落とされ、そこからは一条の光のごとく丁寧にネルドリップされていく
手前ではその一連の動作に魅入る客人たち
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ああ 美味しい 
珈琲店は数多あるし普段家では適当に淹れて飲んでいる

因みに閉店間際の騒ぎは知らなかったけれど
何故来るのか・・・私の場合
云十年前の、カウンター越しにマスターと交わしたことや
もう出会えないその頃の人、色々あった事共に会いに来たんだと帰途につく・・・
歳をとった証拠かな 
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トライギャラリーおちゃのみず
大坊珈琲店 本日開店4月1日にて

またお会いできるのは半年、一年先かな

ベニバナ染め

先日の紡ぎ塾2017.3.14はベニバナ(山形産)染めでした
ベニバナの赤い色素を出すには簡単ではありません
まず花びらに含まれる黄色素(サフロールーイエロー)を全部取り出さねばなりません
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この黄色素は水溶性ですので
水を張った中で揉んで、揉んでは黄水を別の容器に溜めていきます・・・これを繰り返して
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この黄水は捨ててもいいのですが黄色染めができますので
一日めはこの液を熱煎してシルクを染めました
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絞られた花びらで紅色素(カルタミン)を抽出するにはアルカリ抽出しなければなりません
ので水に張った中に炭酸カリウムを容量入れたら一日放置
さて二日目はいよいよ紅に染めます
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参考に小峰さんが以前染めた黄色染めの真綿とピンクの綿糸と晒
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染める時はアルカリに偏った抽出液を中和するため酸を加えます
今回はアルカリは炭酸カリウム 酸は酢酸、米酢を使いますが
他に灰汁 クエン酸、梅酢など色々ありますので色々試すと面白いかもしれません
 ※染めたものはまた報告します

更に濃く染めるには工程を繰り返し染めていきます
本来、寒染めといってもう少し早い時期にしたかったのですが
この日は案外寒く水も冷たかったので好しとしましょう

口紅や薬効効果もある紅は古代エジプトのミイラや藤の木古墳の被葬者が覆っていた
布にも染められていたようです
当時この染め方によく行きついたかと不思議です

江戸指物

昨日は東京の彼岸参りの帰り、谷中の知人と谷中木楽庵さんで開催中の
江戸指物展に行きました
やはり恰好良い 江戸の手仕事
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江戸指物は工程のほとんどを一人で手掛ける一貫制作ということです
そして主に受注製作ですから職人と使い手が納得して制作されること知りませんでした

田中敦子さん(右端)が工芸ライターの観点からのトークもありました
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指物職人の戸田さん(中)と司会者の岡田さん
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展示品の撮影はできませんでしたが色々な木の木目の美しさ
木目の特徴をどの部分に出すかは職人のセンスと腕による

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そして金釘を使うことなく組み、継ぐ指物技法「仕口」の技を知ると
単にものとしてだけはない命が宿る
私も憧れはあってもなかなか手にすることは難しいですが
後継者も育っていられるようなのでいつか思いが叶うかもしれません

なかでも「つくろい箱」と名が付いたお針箱が気になりました

やはり伝えることの大切さ、難しさを抱えている工芸の世界ですが
使い手の側も今いちど興味を持つことから目を離さないことが肝心ではないかしら

耕す


そろそろ種蒔きの時期に入るので織りの合間に庭の小さな畑を耕した
先月末に石灰を撒いていたので良く混ぜて・・・

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第一弾は蓼藍 左は赤花 右は白花

別の個所は数年前からドクダミちゃんがはびこり、掘り起こしたら
深ーい根がびっしり
昨年ここに藍を蒔いたら占領され抜こうものなら藍も一緒に抜ける始末
今年は棉を蒔くことにする

土いじりは好きだけれど体が堪えてきました


卒寿展

青戸柚美江先生の卒寿展のお知らせ
染織こうげいさん神戸店にて始まります
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私も出品させてもらいます

糸紡ぎ

最近は朝の糸紡ぎにめげ、一段落した夜の糸紡ぎに
これから段々暖かくなれば朝にシフトできよう


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これは糸車にセットして糸を紡ぐのに欠かせないツムという道具
長年使うと先端が曲がり芯がぶれ、上手く紡げなくなりますが
これはなかなか丈夫で優れもの
何人かにお勧めして使いやすいと好評です

さてまだまだ一反分紡がないとなりません
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わたの紡ぎ塾2017.2.28

今回は平織でも色糸効果を使い様々な文様を作る織りです
白と以前染めたタンガラの糸で網代模様
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初めての方はこれが平織とはと感心してます
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これを基本とし、並べ方によっては様々な柄ができるので
これから色々試してもらおうと思います

駅への道すがら寒桜がビルの合間に咲いていました
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寒緋桜
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修善寺寒桜

Appendix

プロフィール

wamen

Author:wamen
糸紡ぎ 機織りを通して
仕事、日々触れたこと
綴っています

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