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ようやく

経巻きが終わり次の工程 綜絖通しと筬通し

右は綜絖通し、左は筬通しに使う道具
知り合いの作家さん手作りの手に馴染む竹製です
少しの贅沢です 

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綜絖通し途中の画 一本一本綜絖の穴に入れていきます

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杼に入ったよこ糸をどう並べるか
秋色を思い描き染めてきた色・・・

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さてあれこれ試織し、決まったのはこんな横縞
たて糸の交差でよこ糸の色ははっきりとは出ませんがこれは想定内・・・
手紡糸の開きにちょっと手こずり、トントンとはいきませんが
秋の二人展に向け地道に織るのみです・・・

経巻き

着尺用の整経が済むと次は難関の経巻きです

部屋を目一杯使い何往復もしてたて糸を巻いていきます
下に置いてあるものは機草と呼ばれる木で、これを挟み込みながら巻いていきます
こうすることで糸のくい込みや緩みを防止します
今は主に厚紙を使用する場合が多いようです

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お陰様でトラブルも無く済みました
これが終わると次の工程が待っています

ついでに続けて半襟用糸の経巻きも済ませました
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よこ縞

整経中
今回は微妙に色の濃淡がある経糸にしました

                          ※実際はもう少し濃いオリーブ系です

よこ縞用の色糸数種を少しづつ管巻き
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普段たて縞が多いのですが今回はよこ縞の着尺を計画しました
よこ縞は着物を纏ったときに肩から下がる袖の向きがたてに見えるので
すっきりした感じになるので好きです

この色糸の並べ方で大きく雰囲気も変わるのでどうするか思案です

八月の空

全国的に梅雨空けしたはずが梅雨時よりどんよりとした八月の始まり
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七月の終わりの晴れ日に糊付けが終わって
糸巻きをようやく済ませこれから整経
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16m900本超の糸をスムースに延べられるよう祈ります
 (上段と同じ糸ですが色が上手く出てません)

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こちらはよこに差し色として使う予定の錆朱色の糸

生徒さん達の今

久し振りの塾内の今は
皆さん着々と進んでおられます
卓上機で織った布、布
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平織で色糸効果をねらう一つのパターン
違う二色を糸の並べ方で大小のブロックからなる
崩しという網代模様が現れます

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白場が多いのも爽やかです

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立体的に見えます
染め:タンガラ

次の作品はオリジナルの縞織りで緯糸は各自紡いだ糸を入れてもらいます

こちらは自宅教室の生徒さん


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向かい矢羽根 染め:ログウッド
初めて種糸から括り、染めを経て今織っています
かなり絣合わせが難しく神経を集中されていますがその分面白さも
味わってくれているようです

皆さん楽しんで進めて欲しいです

秋の二人展に向け

普段の作品は木綿との相性がとても良い藍です
ですが最新作は久しぶりに他の草木で織りたいと始動した染め
この猛暑でのなか今月一杯続きそうです
 

絹と違って木綿の染まり付きは良いほうではありません
紡績糸などは殆ど下処理(濃染処理)が必要でしょう
ただ手紡糸は思いのほか良く染まります 勿論染め重ねは要ることです
それは糸のなり方の違いもあるでしょう 

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五年ぶりに絹織りの友人と二人展を予定しています
その最後の大物用の準備です
秋に向く落ち着いた色合いを求めています
少々焦りが生じていますが一日一日出来ることをこなしていこうと思います

詳しい内容は追ってお知らせいたしますのでどうぞ宜しくお願いいたします

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庭では黄八丈織りに使われる小鮒草が暑さに負けず茂ってきました

本格的な夏がやってきます
皆さんも暑さに無理をせずお過ごしください

草木染め

帯制作が終わってからは染めが続いていますが
今年の猛暑はさすがに堪えます

夜叉附子での染めや

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南天・蝋梅の染めなど
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台所での染めは鍋をあっちにこっちにとやりくりしながらで
つくづく染織は体力が要る仕事だと実感します

今夏一杯体力との勝負
ただこの時間が思いの作品に繋がることを願って・・・

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普段の買い物は一つの息抜き
日中人気が無い公園で静かな木陰をみて

蓮始めて開く

七十二候 蓮始めて開く

出雲に住んでいた頃に行った蓮園で
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広い池にはそれはそれは様々な蓮が見事でした


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すーっと心が浄化されるようで見飽きなかったのを覚えています

帯その二

機に揚がった二本分の帯用の経糸


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二本目のよこはすべて紙糸を通してみます
一本目の絹を入れたものよりしっかりした風合いで野趣に富んでいるようです

春に作業した様子 手漉き和紙をカットし揉んで更に縒ります
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今回は少し太めの糸にしました
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七月に入り急に気温も上昇・・・

先月中旬織り終わっていた半巾帯
藍の他に数種類の草木染め糸が交じっています
全体のバランスを考えながら
どんな着物との相性が良いかなどと思いをめぐらしながら織り込みました
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機にはもう一本分の経糸が残っています
絣巾を変えているのでまたデザインを新たにします

その前に紡ぎ糸と向き合う
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和綿手紡糸

1㎏の知多綿の打ち綿

縁あって栽培している方から譲ってもらったもの
とても綺麗な仕上がりは栽培方法から種繰りまでかなり念を入ってる証です
いつでも手に入るものではなく有難く買わせていただきました

知多綿は在来種のなかでは繊維が長いとのこと
これを糸にすること久しく・・・
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ようやく溜まりました

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さてこれで準備が整いました
いつの間にか半年も過ぎてしまうのですから
これから焦らずも着々と思い描く布への工程をこなしていこうと思います


水無月終わりの庭


彼岸頃に蒔いた蓼藍
天候が不順だったからか例年になく育ちが悪いなと思っていたけれど
元気になってきた様子 一安心

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秋に紫の実を付ける紫式部は小さな花を咲かせた

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昨日すぐ裏の水路を通りかかるとぽつぽつと雨が落ちてきて
水面を見ると可愛い輪っかが出来始めていた
自然が作る造形は美しい

明日で六月も終わりだなんて信じられず・・・

紡ぎ玉


在来種知多綿
経緯手紡着尺用には細めの糸で220~240個を用意
現在進行中です 
この夏は染め織りに費やされるでしょう
 

絣解きその後

水無月に入って今の作業は・・・ 
帯用の絣を解き


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フィルムを巻き更にゴムで括ったのでしっかり防染されました

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機の上での経巻き
この機は経糸の束を巻いたドラムを機の向うに置き、織り前で巻けたので床巻きより
腰への負担が減りました
一人での作業はだんだんきつくなっていると実感するこの頃です
 
そして綜絖通しから筬通しを経て、一気によこ糸を入れて試織
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当初予定していた紙糸の他、手持ちの絹の座繰りやきびそ糸も試して・・・
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ここで布の厚みや風合いを確認し、締め心地はどうかとあれこれ試行
勝手な思い込みを避けるには自らの実感やプロ、お客様のご意見の蓄積が
必要だと感じます

さて来週あたり関東も梅雨入りとか めっきり夏に弱い体質です 
上手く乗り切らなければなりません・・・

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日々庭の草花は緊張をほぐしてくれます

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アストロメリアとホタルブクロ

この草花は何?可憐です
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日帰り 喜多方たび

数年越しのお誘いにやっと腰を上げ向かったのは喜多方の地
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冠木昭子さんとスタッフ
目的は喜多方で染織工房れんがを主催される冠木さんにお会いするのと          
会津型に関する勉強のためでした
地元の世話役でもいらっしゃる冠木さんは直ぐに打ち解けてくださり温かな
気遣いの達人でした

工房内の商品の一部
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お気に入りの手拭いを一枚見つけました
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そしてもう一つの目的「会津染型」の閲覧
東北の型染めー会津型は伊勢白子、京都、江戸と並ぶ染型紙の生産地だったとか

なんでも江戸末期に伊勢白子から職人を呼んだのが始まりで
それから昭和の初期まで小野寺家が五代に渡り製造販売をしてたようです
それまでのきつい藩制が緩んだ為かと
現在、染型紙は、福島県と喜多方市の「有形民俗文化財」に指定されています

ここで見られるのは小野寺家の蔵に眠っていた3万5千枚超の染型紙を
冠木さんが代表を務め、後に会津型研究会を発足する方々により整理分類された
ものです 恐れ入りながら拝見
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柄行きによってナンバリングされ括られた型が奥のケースから出され・・・
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研究会の方々と
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私も好きな型を探していくのですが時間制約の中、何しろ膨大な数見切れません
これは宝くじを引くようなものです・・・
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これも面白い・・・

ここで会津型の特徴は何かといえば絣型といえます
会津木綿と云えばご存じのように縞ですがそこに型紙製造の技術を活かし出来たのが「絣型」
画像はありませんが絣足まで柄に彫ってあり興味津々
では私は逆に型から絣織りに活かしたいと思ったのが旅のきっかけ・・さてどうなるやら

これら膨大な型はこれから多くの方々に知ってもらい、活用して欲しいというのが
研究会の願いとか
それも今回伺ったのも時期なのか、近いうちにおそらく東京で花開く予感がいたします
そんな時代だなーと

重い腰を上げた甲斐が有り、また訪れたい地でしたし
今回きっかけをくださった染色の谷喜和子さんにも感謝の旅でした

糸干し

まだ五月だというに30度超えの地域もあるこの数日
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暑いと嘆いていても仕方なく
紡ぎ溜めている和綿糸を精錬し、干した
和綿(在来種)の手紡糸の精錬は助剤は要らず煮るだけです

暑くなるとやはり身の回りに白が欲しくなります
数日前通りすがり 空き地のフェンスに咲いていたミニばらも白でした 
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「五月の薔薇」には少々照り返しが強すぎますね~


わたの紡ぎ塾2017.5

この日は染めの回
その前に色糸効果の崩し二枚を並べてみると

平織でも糸の並べ方で違った雰囲気の物が出来ます
基本の下をまず織ってもらい、二枚目(上)は各自のオリジナル
更に色を変えれば無限に広がるということですね

さて染めの時間は玉葱とコチニール
玉葱の皮は皆が少しづつ持ち寄りまして
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玉葱の皮は少量でも良く染まり堅牢度も高い染材です

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コチニール

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二種類の染材で媒染も二種
四色の色が奏でられました
左から
コチニールのみょうばん、鉄  玉葱の鉄、みょうばん

今後これらの色などを使い縞を考えてもらう予定です
 

教室こもごも


Nさんはよこ絣制作
これは絣部分を括り、染めた糸束を整経した本数に分ける工程
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更に一本に分けて

いよいよ織り始めました
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経糸が白なのでよこ糸を入れると薄く見えます
淡い色がお好きなNさんですが絣合わせに苦戦・・・
経・緯糸:紡績糸
染  め:ログウッド

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Tさんは仮筬入れの工程
経糸:紡績糸
染め:柿渋
ご自宅の暖簾か座布団?へ 楽しみです

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Sさんはノッティング織り
色とりどりの糸をブロックに分け玄関マットの制作
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糸が細く密度を上げてますので弾力のある物になりそうです

こうしてゆるやかに教室を開けていますが
染織の楽しさを生活の潤いとして感じていただけたら嬉しい限りです
私も独りの時間の合間の楽しみです





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Author:wamen
糸紡ぎ 機織りを通して
仕事、日々触れたこと
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