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柿渋染め

先日の記事コメント欄(こぶな草染め)に柿渋染めについて戴きました

糸を柿渋で先染めし絣を入れ織った端切れ
007_convert_20101009125827[1]
 
8年位前です 
摘果した渋柿などから手作りした柿渋液を利用
独特の匂いとともに染めた頃を思い出す

そもそも柿渋は空気酸化による反応ですから発色は時間をかけて進行します
それは柿に含まれるカキタンニンによるもので
何度も染めては干すの繰り返しでだんだんあの独特の色になります
乾いたところから発色するのでまんべんなく干すことが肝心です
薄い色にしたい、ごわつきを避けたいなら薄めて利用するといいようです

仕舞ったまま何年も経って見てみると当初より濃くなっていることがあります
ですからその経過を楽しむ余裕のある用途が向いているかも知れません 

そしてまた鉄分などの金属にも強く反応 戴いたのはそのお悩みのようでしたが
もし鉄気によるものならそれも媒染の代わりに使えそうです 

古来より防腐、防水効果を利用してきたのはご存じの通り
今布などに後染めして幅広い用途があると思います 
002_20101009155754.jpg 藍布との取り合わせの長座布団 

ご興味のある方はご参考に 科学の目からも面白い一冊です
柿渋クラフト
010_20101009155243.jpg 
著者:寺田昌道てらだまさみち
発行:木霊社

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[C131]

こんばんわ。良い季節になりました。
柿渋染めの話、本の紹介、どうもありがとうございました。
 今後もいろんなこと、教えて下さい
  • 2010-10-09 20:48
  • 奥出雲
  • URL
  • 編集

[C132]

奥出雲さんありがとうございます
折々にそう出来たらと思います
食欲、芸術の秋堪能して下さい
  • 2010-10-09 22:19
  • wamen
  • URL
  • 編集

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