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草木染め

帯制作が終わってからは染めが続いていますが
今年の猛暑はさすがに堪えます

夜叉附子での染めや

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南天・蝋梅の染めなど
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台所での染めは鍋をあっちにこっちにとやりくりしながらで
つくづく染織は体力が要る仕事だと実感します

今夏一杯体力との勝負
ただこの時間が思いの作品に繋がることを願って・・・

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普段の買い物は一つの息抜き
日中人気が無い公園で静かな木陰をみて

蓮始めて開く

七十二候 蓮始めて開く

出雲に住んでいた頃に行った蓮園で
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広い池にはそれはそれは様々な蓮が見事でした


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すーっと心が浄化されるようで見飽きなかったのを覚えています

帯その二

機に揚がった二本分の帯用の経糸


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二本目のよこはすべて紙糸を通してみます
一本目の絹を入れたものよりしっかりした風合いで野趣に富んでいるようです

春に作業した様子 手漉き和紙をカットし揉んで更に縒ります
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今回は少し太めの糸にしました
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七月に入り急に気温も上昇・・・

先月中旬織り終わっていた半巾帯
藍の他に数種類の草木染め糸が交じっています
全体のバランスを考えながら
どんな着物との相性が良いかなどと思いをめぐらしながら織り込みました
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機にはもう一本分の経糸が残っています
絣巾を変えているのでまたデザインを新たにします

その前に紡ぎ糸と向き合う
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和綿手紡糸

1㎏の知多綿の打ち綿

縁あって栽培している方から譲ってもらったもの
とても綺麗な仕上がりは栽培方法から種繰りまでかなり念を入ってる証です
いつでも手に入るものではなく有難く買わせていただきました

知多綿は在来種のなかでは繊維が長いとのこと
これを糸にすること久しく・・・
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ようやく溜まりました

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さてこれで準備が整いました
いつの間にか半年も過ぎてしまうのですから
これから焦らずも着々と思い描く布への工程をこなしていこうと思います


水無月終わりの庭


彼岸頃に蒔いた蓼藍
天候が不順だったからか例年になく育ちが悪いなと思っていたけれど
元気になってきた様子 一安心

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秋に紫の実を付ける紫式部は小さな花を咲かせた

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昨日すぐ裏の水路を通りかかるとぽつぽつと雨が落ちてきて
水面を見ると可愛い輪っかが出来始めていた
自然が作る造形は美しい

明日で六月も終わりだなんて信じられず・・・

紡ぎ玉


在来種知多綿
経緯手紡着尺用には細めの糸で220~240個を用意
現在進行中です 
この夏は染め織りに費やされるでしょう
 

絣解きその後

水無月に入って今の作業は・・・ 
帯用の絣を解き


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フィルムを巻き更にゴムで括ったのでしっかり防染されました

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機の上での経巻き
この機は経糸の束を巻いたドラムを機の向うに置き、織り前で巻けたので床巻きより
腰への負担が減りました
一人での作業はだんだんきつくなっていると実感するこの頃です
 
そして綜絖通しから筬通しを経て、一気によこ糸を入れて試織
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当初予定していた紙糸の他、手持ちの絹の座繰りやきびそ糸も試して・・・
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ここで布の厚みや風合いを確認し、締め心地はどうかとあれこれ試行
勝手な思い込みを避けるには自らの実感やプロ、お客様のご意見の蓄積が
必要だと感じます

さて来週あたり関東も梅雨入りとか めっきり夏に弱い体質です 
上手く乗り切らなければなりません・・・

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日々庭の草花は緊張をほぐしてくれます

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アストロメリアとホタルブクロ

この草花は何?可憐です
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日帰り 喜多方たび

数年越しのお誘いにやっと腰を上げ向かったのは喜多方の地
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冠木昭子さんとスタッフ
目的は喜多方で染織工房れんがを主催される冠木さんにお会いするのと          
会津型に関する勉強のためでした
地元の世話役でもいらっしゃる冠木さんは直ぐに打ち解けてくださり温かな
気遣いの達人でした

工房内の商品の一部
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お気に入りの手拭いを一枚見つけました
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そしてもう一つの目的「会津染型」の閲覧
東北の型染めー会津型は伊勢白子、京都、江戸と並ぶ染型紙の生産地だったとか

なんでも江戸末期に伊勢白子から職人を呼んだのが始まりで
それから昭和の初期まで小野寺家が五代に渡り製造販売をしてたようです
それまでのきつい藩制が緩んだ為かと
現在、染型紙は、福島県と喜多方市の「有形民俗文化財」に指定されています

ここで見られるのは小野寺家の蔵に眠っていた3万5千枚超の染型紙を
冠木さんが代表を務め、後に会津型研究会を発足する方々により整理分類された
ものです 恐れ入りながら拝見
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柄行きによってナンバリングされ括られた型が奥のケースから出され・・・
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研究会の方々と
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私も好きな型を探していくのですが時間制約の中、何しろ膨大な数見切れません
これは宝くじを引くようなものです・・・
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これも面白い・・・

ここで会津型の特徴は何かといえば絣型といえます
会津木綿と云えばご存じのように縞ですがそこに型紙製造の技術を活かし出来たのが「絣型」
画像はありませんが絣足まで柄に彫ってあり興味津々
では私は逆に型から絣織りに活かしたいと思ったのが旅のきっかけ・・さてどうなるやら

これら膨大な型はこれから多くの方々に知ってもらい、活用して欲しいというのが
研究会の願いとか
それも今回伺ったのも時期なのか、近いうちにおそらく東京で花開く予感がいたします
そんな時代だなーと

重い腰を上げた甲斐が有り、また訪れたい地でしたし
今回きっかけをくださった染色の谷喜和子さんにも感謝の旅でした

糸干し

まだ五月だというに30度超えの地域もあるこの数日
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暑いと嘆いていても仕方なく
紡ぎ溜めている和綿糸を精錬し、干した
和綿(在来種)の手紡糸の精錬は助剤は要らず煮るだけです

暑くなるとやはり身の回りに白が欲しくなります
数日前通りすがり 空き地のフェンスに咲いていたミニばらも白でした 
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「五月の薔薇」には少々照り返しが強すぎますね~


わたの紡ぎ塾2017.5

この日は染めの回
その前に色糸効果の崩し二枚を並べてみると

平織でも糸の並べ方で違った雰囲気の物が出来ます
基本の下をまず織ってもらい、二枚目(上)は各自のオリジナル
更に色を変えれば無限に広がるということですね

さて染めの時間は玉葱とコチニール
玉葱の皮は皆が少しづつ持ち寄りまして
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玉葱の皮は少量でも良く染まり堅牢度も高い染材です

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コチニール

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二種類の染材で媒染も二種
四色の色が奏でられました
左から
コチニールのみょうばん、鉄  玉葱の鉄、みょうばん

今後これらの色などを使い縞を考えてもらう予定です
 

教室こもごも


Nさんはよこ絣制作
これは絣部分を括り、染めた糸束を整経した本数に分ける工程
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更に一本に分けて

いよいよ織り始めました
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経糸が白なのでよこ糸を入れると薄く見えます
淡い色がお好きなNさんですが絣合わせに苦戦・・・
経・緯糸:紡績糸
染  め:ログウッド

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Tさんは仮筬入れの工程
経糸:紡績糸
染め:柿渋
ご自宅の暖簾か座布団?へ 楽しみです

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Sさんはノッティング織り
色とりどりの糸をブロックに分け玄関マットの制作
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糸が細く密度を上げてますので弾力のある物になりそうです

こうしてゆるやかに教室を開けていますが
染織の楽しさを生活の潤いとして感じていただけたら嬉しい限りです
私も独りの時間の合間の楽しみです





もめんを着る

久々に着物で出掛けました

もめんを織る者として着心地やコーディネートを身に付けねばと常々感じるのですが
なかなか時間が取れません
こうして写真に収めるとダメ出しができるので敢えて撮ります・・・
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この着物は染織の習得時に課題で織った縞木綿
糸、染めも今私が使うものではありませんがこの季節の単衣に気楽に着れます

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この日は暑い日でした
着た後は数日ハンガーに掛けて・・・次の出番はいつなのか♪(/・ω・)/ ♪

甘酸っぱい色


先月末のこと 知人から箱一杯の甘夏が届いた
こういうのはいくつになっても嬉しい
なんでも静岡の某所の庭(山?)で何十キロも採れるのだそう

不精な私ですがこのGW中にはマーマレード作りでもしようかと・・・
そして今日完成
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家にあるだけの瓶に詰めた 
逆さにして空気を抜くとレシピにあったので只今待機中
甘さも硬さも控えヨーグルトやパンに楽しもうかと

藍とちぢみのストール

まだ朝夕の風が冷たい季節
持ち歩くと便利なアイテム
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織密度を粗くして透け感を出して     絣糸の残糸も入ってます
単衣着物でも良いと思うのです
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小千谷縮用の糸
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柿渋で染めた糸がちらちらと
こちらは初夏に向け襟元を明るく涼しげに・・・
案外首は焼けるので紫外線対策にも
  こちら在庫一枚のみ ご希望の方お譲りいたします
  (右下のメールフォームよりご連絡ください)

五月に入る前にすでにハナミズキは終わり藤、つつじも咲き始め
もっこうばらも見かけます・・・
いっぺんに咲き誇ってしまうとこの夏も早く暑さ厳しいのかと案じます

糸張り


糸張りを終えた糸束
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着尺などの長い糸の場合は近くの公園を使うのだけれど
今回は帯なので庭先を目一杯使い間に合った
私の場合、経絣を括る場合こうしてぴんと糸を伸ばし整える

今回の糸は亜麻(リネン)ですが麻と云っても様々あります
植物の幹や茎から得るじん皮繊維では
上布などに織られるイラクサ科の苧麻(ラミー)、
高級なクロスなどに使われるアマ科の亜麻(リネン)丈夫な糸などに適した黄麻(ジュート)
神事などに使われるアサ科の大麻

葉の繊維から得られるものでは
ロープ、ひもなどに利用のマニラ麻、サイザル麻などがあります
それぞれの特徴を活かした用途になるのですね

さてその後括りを終えたものです
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使い回しの括り用ゴムには前回の藍が染まってますが
しっかり防染 染めの出番を待ちます

世界のわた

ふとんのマスダさん

我が家から自転車を走らせ行ける場所にあります
店内に並ぶ世界のわた インド、エジプト、ペルー、タンザニア、日本などなど
白でも茶でも微妙な色の違いがあり特徴もそれぞれ
糸紡ぎ用としてお問い合わせすれば丁寧にお答えくださいます

そしてお仕事場では座布団の打ち直しを見ることができました
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少し端折ってますが職人の技に感服です
すぐ粗大ごみになってしまいがちですが
生まれ変わった座布団はまたその家でお役を果たすのでしょう
稀少ですね

大坊珈琲店

やはり足が向いてしまいました
  
青山のお店が閉店してからはこうした一日(半日)だけ開く大坊珈琲店
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ギャラリーの四角い箱の中で小さなテーブルに設えられた世界
往時の雰囲気ではないけれどそこには大坊さんを包む清しい空気が漂う
御髪は真っ白になり、ふと見せてくれる笑顔となお素敵 

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ゆっくりと最初の小さな一滴が落とされ、そこからは一条の光のごとく丁寧にネルドリップされていく
手前ではその一連の動作に魅入る客人たち
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ああ 美味しい 
珈琲店は数多あるし普段家では適当に淹れて飲んでいる

因みに閉店間際の騒ぎは知らなかったけれど
何故来るのか・・・私の場合
云十年前の、カウンター越しにマスターと交わしたことや
もう出会えないその頃の人、色々あった事共に会いに来たんだと帰途につく・・・
歳をとった証拠かな 
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トライギャラリーおちゃのみず
大坊珈琲店 本日開店4月1日にて

またお会いできるのは半年、一年先かな

Appendix

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Author:wamen
糸紡ぎ 機織りを通して
仕事、日々触れたこと
綴っています

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